■Beer Tourism【ドイツ / デュッセルドルフ】

 
■行 程
2001/03 クンストハレ・デュッセルドルフ → K20 (ノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館)
2001/12 Schumacher → Zum Uerige
2002/07 Im Golden Kessel → クンストハレ・デュッセルドルフ → Im Fuchschen → Zum Uerige → K21 → Frankenheim
2002/10 Schumacher
2003/01 Joh. Albrecht → Steff → Oberkassel Schluessel → Gatz Brauhaus → Zum Uerige → Zum Schluessel → Schumacher

 
■掲載箇所リスト
醸造所, 併設カフェ Im Golden Kessel / Im Fuchschen / Frankenheim / Gatz Brauhaus / Joh. Albrecht / Schumacher / Zum Schluessel / Zum Uerige
カフェ, レストラン Oberkassel Schluessel / Steff
ビールショップ  
おまけ クンストハレ・デュッセルドルフ / K20 / K21

 
 醸造所, 併設カフェ, ビール博物館
Im Golden Kessel
Bolkerstr. 44, Duesseldorf

2002/07:
旧市街に古くからあるブルワリ風。
ん?上にはためく旗をみると「Schumacher Alt」って書いてあるぞ?どうやらSchumacher の Altstadt 店みたい。
店の左手が立ち飲みスペース、右手がレストランスペース。立ち飲みスペースでは、朝10時なのにハゲ頭のてっぺんまで真っ赤になったおっちゃんがビール飲んでます。

立ち飲みテーブルについたら「ツヴァイビア?」つってビールを持ってきてくれた。そして、コースターに鉛筆で2杯分の線をひいていった。デュッセルドルフ式。
コースターや灰皿などの備品はすべてSchumacher のもので、ビールの味も香りがよく苦みと麦味のきいたアルト。
ということは、ここでもSchumacher Alt をつくってんのか、運んできてんのか、どっちなんでしょう。
朝の天気も清々しく、午前中なのでまだ空いている店内は古いドイツ酒場風でかっこよく、ビールはうまいし朝からいい気分。

Brauerei Im Fuchschen
Ratingerstr. 28-30, Duesseldorf
http://www.fuechschen.de/

2002/07:
キツネのマークで有名な、1848年オープンのブルワリ。さすがお昼はすいている。ここのアルトビールは少し酸味がありました。もちろんアルトらしいグーッっとした苦みもあり。うまい。アルト以外にヴァイツェンもあるみたい。
外のテラスでお昼ご飯。メニューをザーッとみたところ、ビールを使った料理らしいものは見あたりませんでした。

←Gekochtes Ochsenfleisch in Meerrettich sauce
mit Wirsing und Salzkartoffeln
ステーキにハーブバター添え、じゃがいもソテーとサラダ(9.20ユーロ)。肉がやらかい!オランダのステーキは赤身で固いのに。部分が違うのか?ジャーマンポテトみたいなのがうまい!
←Holzfallersteak mit krauterbutter, 
dazu Bratkartoffeln und Gemischtersalat
茹で牛肉に酸味のあるクリームソース、トロトロキャベツと塩ゆでじゃがいも(7.65ユーロ)。
ソースは白ワインかマスタードが入ってるのかしら。キャベツもほっこりした味。

Frankenheim
Wielandstr. 14-16, Duesseldorf

2002/07:
トラムに乗ってPempelforter Str. で降りて左前方。1873年のオープン?
フランケンハイムといえば今ではかなり大手のブルワリーだと思うのですが、未だにここでアルトビールをつくってお店でだしてるのかはわかりません。
替え樽を地下から上げる昔ながらの方法が見えたのですが、貯蔵してるだけかもしれないし。
入って左手がパブコーナー、右手がレストランコーナー。古いビール器具や写真が壁に飾ってあり、100周年(1973)の記念ボードもありました。
ほとんどみんなアルトビールを飲んでいるのですが、なぜかWarsteiner Pilsener のタップもあり、それを飲んでいる人も多かったです。なんで?

←Mainzer Handkas in Altbier einglegt, dazu ein Roggelchen
(1.90ユーロ)。字ヅラをみてハンドメイドチーズとアルトビールの何か、ライ麦パンだと思って注文してみると、不思議なものがでてきました。

ウイキョウ(アニスシード?)をてんこ盛りのせているのがチーズみたい。チーズっぽい味はするが食感は白玉団子みたい。香りがだいぶ強いのでアルトビールで洗って発酵させてるとか。バターと玉ねぎのみじん切りがいっしょについてきました。ドイツ名物つまみかしら。珍しいもの食べました。


Gatz Brauhaus
Belsenplatz 2, Duesseldorf

2003/01:


Brauhaus Joh. Albrecht
Niderkasser Str. 104, Duesseldorf
http://www.brauhaus-joh-albrecht.de/

2003/01:


Brauerei Schumacher
Oststr. 123, Duesseldorf
http://www.brauerei-schumacher.de/

2001/12:
入って左手が立ち飲みパブスペース。右手がテーブル席のフロア。
座ったら「ビール?」って聞いてきてデフォルトでSchumacher Altビールの250mlサイズがでてきます。で、運んだビールの数をコースターに鉛筆で縦棒をひいてくれます。伝票代わり? デュッセルドルフ名物のAltビールは苦みがきいた上面発酵エールですっきりグビグビいけるタイプ。最近オランダやベルギーの甘めのビールばかり飲んでいたので新鮮。うまい!


Schweinenbraten mit Altbiersauce, 
Kratsalat und Roggelchen
(豚肉のアルトビールソース,
キャベツサラダとパン付き:14.67DM)
食べるものも豊富で、まわりの人はバカでかいアイスバイン(ドイツ名物)とか食べてます。
←これは、茹で豚みたいなのをスライスしてアルトビールソースをかけた料理。めちゃうまい。キャベツサラダもさっぱりしてザワークラウトより好きなタイプ。生キャベツのビネガー和えて感じ。

店員のおじさんはビールの入ったコップをお盆にのせてまわって「もう1杯飲む?」つってわんこそば状態でビールを置いていきます。
まだ1/3残ってるのにわんこビールされてる人もいました。我々も残り1/5ぐらいでわんこされました(笑)。これがデュッセルドルフ式!なのかしら。

2002/10:Schumacher Alt はやっぱりうまい。香りがいい。口に入れた瞬間のスッキリ感もいい。フィニッシュに長く残る苦みもいい。

2003/01:


Hausbrauerei Zum Schluessel
Bolkerstr. 41-47, Duesseldorf
http://www.zumschluessel.de/

2003/01:


Hausbrauerei Zum Uerige
Bergerstr. 1, Dusseldorf, Germany
http://www.uerige.de/

2001/12:
とにかく激混みの超有名店。店内はたくさんの小部屋にわかれてはいるものの、通路まで立ち飲みしてるお客さんでいっぱい。外の立ち飲みテーブルも鈴なり。
12月の氷点下のなか、外の立ち飲みテーブルに立って待ってたら(オランダ人ですら真冬にテラスで飲んだりしません。ドイツ人はすごい(笑))、自動的にアルトをわんこビール状態で置いていってくれるというシステム。やっぱりこれがデュッセル式なんだろうな。
 

飲んだビールの数のチェックはコースターに鉛筆で縦棒を引いていくというSchumacherと同じシステム。精算するときには何杯飲んだかを示す縦棒に横棒を引いていって勘定してました。これもデュッセル式なんでしょうね。
わんこビール状態でガブガブ飲むタイプのビールのようなので、一杯ごとにいちいち支払ったりしてたらやってらんないんだろうな。
塩パンみたいなのもウエイターが持って巡回してました。食べたかったなあ。

2002/07:
昼から人がいっぱい。通り沿いにはガーッとユーリゲのテーブルがでて、ブラスバンドの演奏もやってた。12月の夜に来たときより、明るくて花とか飾ってあっていい雰囲気。外の立ち飲みテーブルで飲んだアルトビールは、酸味と苦みが強め。こんな強かったっけ? もしかしたら以前飲んだ冬と夏で味を変えてるなんてことあるのかしら。それにしても冬の外の立ち飲みテーブルは寒かった…

2003/01:

 
 
 カフェ, レストラン
Brauereiausschank in Oberkassel Schluessel
Oberkasserler Str. 84, Duesseldorf

2003/01:


Steff Stefan Deckers
    Schumacher Alt Brauerei Ausschank
Oberkasserler Str. 164, Duesseldorf

2003/01:


 
おまけ
クンストハレ・デュッセルドルフ 
    Kunsthalle Dusseldorf
Grabbeplatz 4, Duesseldorf
http://www.kunsthalle-duesseldorf.de

■2001/03:ちいさなボイスルームが一部屋ありました。
■2002/07:「Zuruck zum Beton 1977-82  Die Anfange von Punk und New Wave in Deutschland」というドイッチェパンク&ニューウェーブ展。
1階が受付フロア、2階、3階が展示室。3階の1フロアは Kunstverein fur die Rheinlande und Westfalen という別名義のスペースになってるようで、 Richard Wright 展をやってました。


K20 Kunstsammlung am Grabbeplatz
Grabbeplatz 5, Duesseldorf
http://www.kunstsammlung.de

■2001/03:このときはKunstsammlung Nordrhein-Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館)という名称でした。企画展は Sean Scully 展。常設にボイスルームが2部屋ありました。
■2002/07:K20に名称変更。「Surrealismus 1919-1944」をやってるようで、入口にすごい列ができています。ダルいので今回はヤメました。


K21 Kunstsammlung im Standehaus
Standehausstr. 1, Duesseldorf
http://www.kunstsammlung.de

■2002/07:州議会の建物を改装して、2002年の4月にオープン。1980年あたり以降の現代美術を扱うところ。外から見ても重厚な建物の上部にガラス天井の盛り上がりが見えます。
企画展はKatharina Fritsch 展。昨年テートモダンでも Katharina Fritsch 展をやっていて、ほとんどの作品を見たつもりだったのですが、寡作な作家といわれるわりには見たことないのがけっこうありました。

常設で Markus Popp「Ovalprocess Public Beta (00)」、Karlheinz Stockhausen「8 Absturze aus "Invasion" (90)」、Jack Goldstein「Suite for Nine Records (76)」、Lawrence Weiner「Just another movement of the tide (impaired) (89)」、Reinhard Mucha「Das Deutschlandgerat 1990, Biennale di Venezia, Venedig Deutsche Pavillion (90)」、Thomas Sturth「Paradise 9 (99)」、Jeff Wall「The Drain (89)」、Ilya kavakov「My grandfather's Titel (02)」、白南準「TV Garden (74-77/02)」、Mei Chin & GALA Committee「Shooter's bar with GALA's insertions (96-98)」、Paul Pfeiffior「Perspective Study (98)」テントの模型にカメラが仕込んであってのぞき込んだら別の部屋に映る。
■2003/01:地下の企画以外ほとんど7月と同じ…。

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