1.アムステルダムのビール博物館/醸造所(併設カフェ)           
Heineken Experience
Stadhouderskade 78, Amsterdam
http://www.heineken.nl

2001/08:
1988年まで醸造所として使われていた建物を博物館にしたもの。現在操業中のデンボスの工場では、グループでのブルワリー見学を行っているようです。
ここは2001年5月に新装開店し、古いガイドブックに載ってる情報とは変わってます。
新営業日は火〜日の10:00〜18:00(入場は17:00)。
ツアーが廃止され、各自好きな時間に入って適当に見て廻る。入場料は11ギルダー(5ユーロ)でビール3杯券とおみやげ付き。

入り口でぶ厚めのパンフレットがもらえます(オランダ語/英語が選べます)。そのパンフレットに順路と各部屋の説明が書いてあって、それを見ながら見学していきます。
最初の部屋はハイネケンさん(創業者)の歴史みたいな部屋で、あんまりおもしろくないし、英語だし、と思ってサーッと通り過ぎようと思うと、係りのお兄ちゃんに「パンフレットの1って書いてあるとこ読んで!」とか注意されました(笑)。一応ちゃんと見学させようという気があるみたい。




その後、元貯蓄タンクみたいなとこで、麦→発芽させた麦芽→ホップなどの展示部屋を通る。煮沸窯まで来たら中間点。ここで中間試飲カフェがあり、ビール券1枚つかってビールを飲む。ついでにトイレも行っておく。

この窯の前あたりに瓶詰めアトラクションがありました。
階段状になった暗い十二畳くらいの部屋に入って(客は4人だけだった)正面のスクリーンがスタート!ベルトコンベアで瓶詰めされるビールの視点で画面が動き、床もベルトコンベアの動きにあわせてガタガタ動きます。しょぼいディズニーランドのアトラクションみたいな(笑)子供がよろこぶ感じ。

その後はハイネケンがいかにワールドワイドに成功してるか、Heinekenの「e」の文字は笑ってるような横顔を表してるとか、瞑想マシーンみたいな椅子に座ってスクリーンの映像と音楽を楽しんだり、パソコンを使ったビールクイズ、とかハイテクに変わったハイネケン博物館でした。

最後の試飲カフェでビール券残りの2枚でビール。冷房が効いてて2杯飲めばもう充分って感じ。作戦か?つまみもないし、立ち飲みだしなー。
最後に出口でお土産のハイネケン缶入りグラスをもらいます。
後ろに小さくHeineken Experienceってロゴが入っててお土産として良し。
 

[追記] 2002年11月に行った方の話によると、入場料が値上がりしている模様。いくらなのかは忘れました(笑)。


Brouwerij 't IJ
Funenkade 7, Amsterdam

2001/11:
 het vat(樽ビール):4
 de fles(瓶):1

アムステルダム中央駅からバス22番ですぐ。風車の真ん前にバス停があります。個人旅行というガイドブックの地図に載ってる「プロフロカール風車」の下にあるブルワリー。中央駅から歩いても30分弱。

IJ はEI (オランダ語でEggの意)と音が似ているのでトレードマークはタマゴ。でもなんでダチョウなのかはわかんない。
シップマンのパブガイドによると、金曜日の16時にブルワリーフリーツアーがあるらしい。今回は水曜日だったので参加できず。

入り口入ってすぐがカフェスペース。
扉で仕切った奥に窯とかあるみたいだけどよく見えない。この建物は昔「公衆浴場」だったらしいので、扉の向こうはお風呂スペースだったのかしら。
チーズ、サラミ、ピーナツあり。ここは角切りゴーダにマスタードじゃなくてセロリ塩が付いてきた。アムステルダムの普通のビールカフェに比べるとビールが安い。一杯5ギルダーしない。
そしてやっぱ旅をさせてないビールはウマイ。このブルワリー独特の香りと苦みのあるビールたちの味がいつもより鮮烈に感じられます。
マイケル本によるとシンガーソングライターが経営してるらしいけど、どのひとがシンガーソングライターなのかな。
普段遣いのうまいビールカフェって感じで地元民っぽい人が溜まってました。いい感じ。

2002/03:イースターにここのビール「PAAS IJ 」を飲もうと行ってみるとすっごい人だかり。みんな考えることは同じか(笑)。Paas Dag (Easter day)に Paas Ij(Ei) (Easter egg)。
アムステルダムのビールショップ、Bierkoning のお兄ちゃんもカウンターに入って手伝ってます。肝心のPAAS EI (1.80 EUR)はフレッシュでさわやかな甘みと苦み。ウマー。

Amsterdams Brouwhuis Maximiliaan
Kloveniersburgwal 6-8, Amsterdam
http://www.maximiliaan.nl

2001/11:
 het vat(樽ビール):6
 樽の内訳は、年中飲めると思われるPils/Dubbel/Tripel、季節ものビール2種、 そしてなぜかGulpener Pilsがありました。


アムステルダムのNieuw Markt(ニューマルクト)広場の南西ななめ。思わず通り過ぎてしまう構え。
ブルワリー見学は予約が必要で、しかも16人〜30人ぐらいののグループのみのようで、予約してない個人の我々は店内奥の窯をチラチラ見ながら飲む。ここのビールはオランダにしてはめずらしくドイツ風のタイプのビールをよくつくっています。

店の扉を開け中に入った瞬間、強い穀物の匂い。
つきあたりにある窯でビールつくり中。運が良ければブルってるのが見れます。カウンターに座ってた、トレーナー着てビール飲んでたおっちゃんが、比重計ったり、何か(1回目はホップのペレットらしき固形物/2回目は液体)を投入してました。これがホフマン兄弟のどっちかか?
店内は広く内装も良く、場所柄を考えると(笑)すごく落ち着く感じ。ビールを使った料理メニューもあるようです。

2001/12:見学終わったらしきグループがわいわいしてた。試飲の注文をとってるのが聞こえて「SPA ! ペプシ!」とか(笑)。ビール飲めよう。

2002/03:春ビールのMei Bock がでてました。すごいモルモルしいメイボック。店内に貼ってあるチラシを見てみると、毎日15:00 と 17:00 からマキシミリアンビールについてとかいうFilm を試飲室で上映してるようです。1人5ユーロでビール1杯付き。

2002/05:ビールを頼むと「おっとっと」みたいなスナックがついてきました。はじめて。

2002/11:扉を開けるとモルモル香。ブルってました。冷やしあめのような香りが店内に充満。前飲んだときBethanianとかそんなにウマいイメージがなかったんだけど、今日はコンディションがいいのか全種類とてもウマかった。見直したよ。いいときと悪いときの差がはげしいにゃー。

2002/12:PINT で経営危機とか書かれてたので行ってみたら、やっぱりお店は閉まってました。覗いてみたら椅子もなくてガラーン。やっとうまいビールが作れるようになった矢先に…。早期復活希望。


De Prael (De Parel)
Helicopterstraat 13-15 (1e), Amsterdam
http://www.deprael.nl

2002/12:
2002年9月に「De Parel」という名前で正式オープンしたばかりのブルワリー。しかしオランダの中堅ブルワリー Budel にすでにケルシュタイプの Parel というビールがあったためクレームがついたらしく、10月ごろに De Parel → De Prael に名称変更。地下鉄のhenk sneerhetweg で降りて徒歩約15分。寂しい工場街の一角にありました。

看板などは De Parel のまま。
← Parel カーも De Parel のまま。

見学等は受け付けてないみたいで、併設カフェも、今のところないみたいです。12月頃にカフェをオープンさせるというのをどこかで見かけて行ってみたのですが。
外からは、二階で働いているらしき従業員の姿が見えました。何か飲んでる…。


1.アムステルダムのビール博物館/醸造所(併設カフェ) 

2.アムステルダム以外の都市のビール博物館/醸造所(併設カフェ) 

3.オランダの修道院ビール醸造所 De Koningshoeven B.V. (La Trappe)