2.アムステルダム以外の都市のビール博物館/醸造所(併設カフェ) |
■Nationaal
Bier Museum De Boom
Houttil 1, Alkmaar http://www.biermuseum.nl/ 2002/01:
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17世紀まで実際に醸造所と使われていたらしい建物で昔のビールの醸造プロセスを展示品やパネルを使って紹介。パネルはもちろんオランダ語ですが、受付で英語に翻訳したコピー刷り冊子を貸してくれます。展示は、閉鎖したブルワリーからもらってきた遺物を雑然と転がした感じ(笑)。
1階の「ビールの作り方/原材料」からいきなり息切れ、Alkmaarにあった古い醸造所の話にいきなり飛ぶ。 2階はラボコーナー。ボロボロの古い実験器具や窯の展示、タイル貼りの発酵プールや蝋人形。狭い室内をコンパネで区切ってます。 3階はボトリング、1800年代までライデンで使われていた古いバーカウンターを移設、古いビールCMのビデオ上映など。 |
展示品よりサブ小物として置いてある古いビール瓶に我々の興味は移ってしまいました。
左から:
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←古いOranjeboomの陶器ボトル
樽職人の蝋人形→ 1階の受付兼ショップではビールグラスやTシャツ、ここのオリジナルビール1種(と言っても近くの市立美術館とダブルネーム)が売っています。 |
■ProefLokaal
De
Boom
Houttil 1, Alkmaar het vat(樽ビール):5 de fles(瓶ビール):25? お目当ての併設カフェは地下。受付の横にある階段を降りていきます。
店内の黒板メニューを見てみると・・・ |
ProefLokaal De Boom 運河側の入り口 |
樽ビールは5種(オランダビールは3種)、
瓶ビールは25種(オランダビールはLa Trappe3種/'tIJ 1種)のみ・・・。あれ?約80種のオランダビールは? 店員のおばちゃんに「ビールメニューありますか?」と聞いてみるも「あれよ」と黒板を指さされました。どうなっちゃんてんだ? Duvel とか ORVAL とかLa Chouffeとかベルギービールばっかりやん!聞いてないよ〜(泣)。オランダビールばっかりだと流行らないから店替えしたのかなあ。なんかもっとツッコんで聞ける語学力があれば。がっくし。 2002/11:なんと、2002年からABTに加盟(特別参加?)していたことが判明。オランダビールが増えてるのかしら。 |
■De Drie
Ringen Amersfoortsche Stadsbierbrouwerij
Kleine Spui 18, Amersfoort http://www.dedrieringen.nl 2001/11:
樽はAmersfoorts Blondのみ?
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醸造所に併設されたカフェはドアを開けると目の前が煮沸釜、その前に申し訳程度に5つほどテーブルがあります。カフェは木〜土の13時から16時までしか開いてないし、タップはBlondのみ。カフェというよりブルワリーの試飲ルームという位置づけなんだと思います。ガイドツアーは最低10人からで、一人9.50
NLG。要予約。
Amersfoortという街にはPhoenixという大手のブルワリーが1971年まであったらしく(今でも輸出用にPhoenixという名前をつけたビールが存在するみたい、どこがつくってんだ?)、De
Drie Ringenのすぐ近くにある博物館Museum FlehiteにもPhoenix関係の展示があり(左写真)、この醸造所のなかにもPhoenixグッズがたくさん展示されてます(右下写真)。
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→釜のまわりには従業員の私物や見学者用のおみやげや使ったまま洗ってないグラスが散乱し、マイクロブルワリーらしさが濃厚に漂う(笑)。 釜を中心とした四方の壁にはいちおう歴史の解説や醸造過程を説明したパネルが設置してあります。 |
■Gulpener
Bierbrouwerij
Rijksweg 16, Gulpen 2002/07:
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↑Bierhuis 。カフェ兼見学ツアー開始場所? 醸造所見学のインフォメーションはVVVで→ |
■De Zwarte
Ruiter
Markt 4, Gulpen 2002/07:
Gulpener Bierbrouwerij の近く。
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ブレンドする2種類のうちの1種(自然酵母で発酵させ、木樽で寝かせてつくるビール)をここで醸造して、Gulpener Bierbrouwerij でもう1種のビールとブレンドしてボトル詰めされているようです。このお店でMestreechs Aajt の樽ビールは出していませんでした。 |
店内にはブルールームがあり、木樽が並んでいるのが見えます。
「外から写真を撮っていい?」と聞くと「中も見るかい?」とドアを開けて中まで入れてくれました。木樽のフタも開けてくれて、甘酸っぱい香りとともに発酵しているところを見ることができました。 |
De Zwarte Ruiter はGulpener の街のマルクト広場にあり、広場の真ん中には変な(笑)銅像がありました。ビール樽に乗っかった顔が3つある人、コワイよ…。→ 昔はビール醸造が盛んだったようで、カフェの軒先にブルワリーを表す古い看板がかかっているままのところもありました。 Gulp 川と Geul 川の合流地にある街なので、街なかには小川が流れとても素敵でした。 ここからバスで15分ほどの Vaals という街まで行くと、Drielandenpunt (ドリーランデンプント:3ヶ国の点)という観光名所があります。オランダ、ベルギー、ドイツ、3ヶ国の国境が交わる点に、高さ50cmほどの拍子抜けするほどの無愛想な(笑)コンクリート柱が建っています。みやげ店やカフェ、展望台などもありました。国境マニアの方には基本の場所だと思います。 |
■Bavaria
N. V.
Burg. van den Heuvelstraat 35, Lieshout http://www.bavaria.nl 2002/10:
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■BrouwershuysMoorees
Heuvel 5, Lieshout ブルワリー見学スタート地点。
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ビールは、Bavaria millennium brewと新製品のアルコールフリービール…。
説明はもちろんオランダ語。遅れてきた我々もビールをいただきながら、説明のビデオを見ました。内容は醸造所の歴史や主な製品について。映像がついているとオランダ語だけでもなんとなくわかりました(本当かよ)。オランダのアルコールフリービール「MALT」をつくったのは、Bavariaがオランダで最初だ!とか。 その後ババリアトロッコ(イタリア製)に乗って、歩いて10分ほどの醸造所へ→
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まずは、モルト部屋へ。
他の大手ブルワリーでは、モルト(麦芽)は専門の業者から買ってくるのが一般的だが、ここではモルトづくりから自分のところでやっている、とのこと。トロッコを降りて、サイロが2本くっついたような建物にはいると、そのサイロのような建物の中で麦芽づくり(麦を発芽させる)をやっていました。麦に一定の温度と水分を与えて発芽させ、頃合いのいいところで乾燥させて芽の成長を止める。大きな機械で麦をゴンゴロ混ぜてました。24時間混続けるのが大切なのよ、とのこと。 食べてみて、というので発芽した麦を食べさせてもらう。アルファルファみたいな味がした。 トロッコで醸造エリアへ移動。
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缶詰めエリア、瓶詰めエリアへ移動。
印刷工場をおもわせる広いフロアで機械でザクザク詰めてました。人がほとんど居なかったのはもう5時を過ぎてたからか、必要がなかったのか。Diebels Alt などのBavaria以外のビールも缶詰めしてました。缶詰めや瓶詰めのラインを持たない醸造所が別の醸造所に依頼するのはよくあることのようです。瓶詰めエリアでは、空き瓶が一杯のビールケースから機械のアームで一気に取り出し、洗浄していく機械がおもしろかった。 トロッコでスタート地点のホールに戻りビール。
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■Stadsbrouwerij
De
Ridder
Oeverwal 3-9, Maastricht 2002/07:
[追記]2002年3月にピルスナー、オールドブラウン、ボックの生産を中止していて、どうも様子がヘンだと思ってたら、2002年10月に閉鎖されてしまいました。
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■Stadsbrouwerij
De
Hemel
Franseplaats 1, Nijmegen 2001/10:
5軒ほどのレストランやカフェが併設された建物のなかにDe
Hemelの醸造所とビールカフェがあります。Jenevaの蒸留所もあるみたい。
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別の古い建物で、Museumbrouwerijという肩書き のもと博物館テイストを全面に出していた模様。 |
2001/12:
2001年12月時点での見学コースは、火〜金16時から、土・日14時からでした。 行った時間が悪くてまたも見学できず。 9.50NLGでビール一杯付き、15.50NLGで全種類試飲できるようです。 |
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2003/01: |
■Stadsbrouwerij
De
Pelgrim
Aelbrechtskolk 12, Rotterdam http://www.pelgrimbier.nl/ 2002/01:
Rotterdam CSからメトロに乗って、Delfshavenで降りて徒歩10分ほど。
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Pelgrim という名前の由来はどうやら、アメリカに向けて出発したペルグリムファーザーズにちなんでいるようです。メイフラワーという名前のビールもあるので、このあたりでその船をつくってたんでしょうか。オランダ語にも歴史にも疎いのでよくわかりません(笑)。 |
入口入って左手に窯のある部屋、右手がカフェ、奥や2階に醸造部屋があるようです。見学は8名からの予約。いつも通り予約してない個人客の我々はカフェでビールを楽しむのみです。
カフェではお昼からビールを使ったメニューがあり、中庭もあって良い感じです。ウェディングパーティーもできるようです。タップの注ぎ口は4つありましたが、行った時は3種類しか出してませんでした。 |
Pelgrim Kaaspuntjes met Pelgrimstroop en mosterd (3.05 EUR) 切ったペルグリムチーズとペルグリムシロップ、 マスタード添え |
Housgemaakte Bierpate met Pelgrimbrood en getomateerde bierboter (9.10 EUR) ホームメイドビールパテとペルグリムパン、 トマトを入れたビールバター添え |
パテにはビールを使っていそうですが、チーズ・シロップ・パン・バターはどうゆうことなんだろう、と店員のお兄ちゃんに「これ全部ペルグリムのものなんですか?」と聞いてみると
「この建物内でつくってるわけではない。ビールをつくる工程で出る、麦汁をとったあとの麦などを契約農場の牛に与えている、その牛からできるチーズやバターを使っている。窯やケグに残るビールを料理やパテにも使っている。ムダがなくおいしい」というようなことを伝えてくれました。チーズはトロリとしてとてもおいしく、シロップをつけて食べる(チーズにシロップをつけて食べるのははじめて)と、より香りがひきたちました。パテもウマー。パンもウマー。 |
2002/08:
マッシング中?か、入って左手のブルールームからモルモル香。冷やしあめみたいな麦芽糖みたいな香り。中庭のテラスがいい感じ。でも今日は暑いよ。エアコンなし。 10月6日にペルグリムビールフェスティバルがあるらしいです。 |
■Eetcafe
Bierbrouwerij het Brouw Cafe
http://www.proximedia.com/web/brouwcafe.html Doktor Lelykade 28, Scheveningen ('s-Gravenhage) 2002/11:
デンハーグの海際、スヘフェニンゲンにある1996年オープンのブルワリーレストラン。まわりはシーフードレストランやカフェが並んでいるリゾート地。 |
自家製ビールは、Frisse Wind (blond) / Malle
Mok(amber?) / Tripel のレギュラー3種類とシーズンビールのWinterbier がありました。昼に行ったので料理のメニューはあまり充実していませんでしたが、夜になるとシーフードメニューが増えるようです。大きな窓からハーバーが見える、というロケーションは良い。
店内には古いビールの看板、ビールの空き瓶などが飾られていて、看板では、昔ハーグにあった醸造所 ZHB (Zuid Hollandsche Bierbrouwerij) のものが多かったです。 |
←釜もありました。
飲んだビールは全て酸味があり、感染というか汚染されてると思われる味でした。いつもこんな感じなのか、たまたまだったのか…。
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■Stadsbierbrouwerij
Tiel
(De Gans)
Weerstraat 49, Tiel 2002/07:
ブルワリーの住所に行ってみると…閉まってる!っていうかつぶれてる!?
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←ガラス窓に貼ってあったレタリングシールはキレイに剥がされてました。 火曜日休み?って書いてあるけど今日は木曜だよ。→ |
←壁のプレートはそのままだなあ
ロゴ入りライトもそのまま→ 5月の記事みてきて7月にコレ? PINTのホームページには情報載ってないみたいだし、また秋頃きてみたほうがいいんだろうか…。移転したんだろうか、やめたんだろうか。 |
[追記]2002年10月に聞いたところによると、どうやらオーナーがケンカして、そのケガがもとで再起不能(?)になったらしい…。結局閉鎖されたとのこと。 |
■Utrechtse
Stoombierbrouwerij (Oudaen)
Oude Gracht 99, Utrecht http://www.oudaen.nl 2001/11:
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天井が高くていい雰囲気。 濾過していない小麦ビールの Ouwe Daen と 濾過したタイプの Jonge Daen がメインのビール。他に季節のビールもつくっているようです。全体的にビールはあっさりめ。ピーターさんの評価は高かったけど、そんなに好みじゃないかも。 2001/12:
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■Brouwerij
Onder
de Linden
Haagsteeg 16, Wageningen 2001/09:
カフェは木・金・土のみの営業らしい。
アムステルダムから電車で1時間、バスで30分の田舎町 Wageningenのなかでも、あまり人通りが無くレイプ事件が起こったこともあるという、ちょっとさびしい通りにあります。 |
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常連以外の人は非常に入りづらいうらびれた雰囲気のカフェ。
意を決して入ったもののメニューはないし常連の視線は痛いし、加賀まり子がアル中になったみたいな粋なママさんが注文を取りにきたんだけど、何って言ったら特製ビールが飲めるか分からなくて、スペシャルビールください…とかなんとか言って切り抜ける。 ラベルの貼ってない750mlの瓶が出てきて、どうやらタップでの試飲はないみたい。 樽はAmstelしかないみたいで、常連は誰もOnder de Lindenビールなんか飲まずにAmstelばっかり飲んでる。しかも表のホームビール看板はBrand。中身はBrandなの? ビリヤードに興ずる常連を尻目に明らかに違和感のあるアジア人がうつむきながらビールを飲んでるという居心地の悪さ…。でもビールはうまい。 自分ビール醸造教室も定期的に開講してるそうで、後日知り合ったオランダ人にコピー綴のテキストブックを見せてもらいました。もちろんオランダ語。 |
2002/06:
ひさびさに行ってみる。だいぶ夜も長くなってきていつまでも明るいので、以前感じたような入りにくいような感じはなし。小さなテラスにもテーブルでてる。 タップはどうやらBrand Pilsener のようだ。 我々も少しは慣れてきたので、ここのブルワリーのビールは何が飲めるのか、加賀まり子似のママさんに聞いてみる。瓶のGelders Boeren Bruin よ、いつもはGelders Tripel もあるけど今は無いわ、とのこと。Gelders Boeren Bruin (750ml/5ユーロ)を2人でわける。 いつも買って飲んでるものより酵母と酸味がきいていて、なんとなくフレッシュな印象。Boeren は farmer の意味よー下に酵母がたまっていて好きなら最後まで飲んで体にいいよのよー、とかいろいろ話してくれる。ママさんはテラスで赤ワインを飲んでいた。ちょっとロレツがまわってない感じがイイ! |
1.アムステルダムのビール博物館/醸造所(併設カフェ)
2.アムステルダム以外のビール博物館/醸造所(併設カフェ) |